スポーツ文化をつくっていこう

人生できるならば、好きなことをやって一生を送りたいものです。好きなことをして、それで暮していけたら、どんなに幸せなことか。ここにも長期投資でお金が働いてくれることで、大きな可能性が広がってきます。
好例が、プロのスポーツ選手です。小さい頃から好きでやっていたスポーツに打ち込んで、バリバリの現役生活を満喫したはいいが、どこかで現役を引退します。そして、その後の人生に入っていきます。
サッカーでいいますと、Jリーガーの平均的な現役引退年令は23歳前後とのこと。そこから先、まだ50?60年もの人生が残っているのです。どう生きていったら良いのでしょう?
一部の選手は、サッカーの指導者としての仕事にありつけるでしょう。あるいは、サッカー協会の仕事を手伝うことになるかも。
しかし、大半の元Jリーガーは現役引退後の生活設計を自分で考えなければなりません。ずっとサッカー一本ヤリで生きてきた若者が、サッカーを離れて仕事を捜すといっても、そう楽ではありません。
こういった例は、サッカーに限りません。また、プロアマ問わず、あらゆるスポーツ選手に共有の悩みでしょう。その悩みが、毎年毎年スポーツ界で大量生産されているのです。
逆にいうと、現役引退後の生活難を考えて、高校あるいは大学の中途でスポーツの夢を断念する若人の数は、もっと多いことでしょう。
この現実は、なんとかならないものか?スポーツ愛好者として、なにかできないだろうか?
ここにも、さわかみ財団はいろいろお手伝いできるはずです。それが、「スポーツ文化をつくろう」プロジェクトです。
その前に一言。

スポーツ選手の経済的な自立

サラリーマンに定年があるように、スポーツ選手も体力の限界やケガなどで現役引退の日を、いつかは迎えます。
そこから先、収入が途絶えるのはどちらも同じです。しかし、サラリーマンは現役の間に定年後の生活を支えるべく、預貯金や投資運用などで保有資産をすこしでも殖やしておこうと、いろいろ準備します。
ところが、スポーツ選手の間では、昔から「現役の間に、お金のことなど考えるな」といったタブー意識がはびこっています。「そんな暇があったら練習に励め」ということでしょう。
練習第一というのは、もっともなことです。しかし、現役引退後の準備をなにもしないというのは、本当にそれで良いのか疑問に思います。スポーツ選手であろうと、経済的に自立した人生を送りたいものです。
まあ、いずれはスポーツ選手の間でも、現役の間にしっかりと資産運用しておこうという考えが広まっていくのでしょう。そこで、重宝になってくるのが本格派の長期保有型の投信です。
とりわけ、プロのスポーツ選手は契約金をはじめとして、現役の間は結構まとまった収入が得られます。その大半を長期保有型の投資購入にまわすのです。
それこそ、余ったお金でどんどん投信を購入していくだけ。買った後も預け放しですから、練習の妨げともなりません。
これは、スポーツ選手にとって、ひとつの理想形です。現役の間、自分は思う存分にスポーツに打ち込む。その間も投信に預けたお金は、世界経済の成長を舞台にたっぷり働いてくれるのです。
長期投資は時間を味方にするものですから、選手が現役で頑張っている期間が長ければ長いほど、大きな働きをしてくれます。
それどころか、現役引退後も長期保有型投信に預けてある虎の子は、ずっと働き続けてくれます。時間の経過とともに複利の雪ダルマ効果が出てきて、びっくりするほどの財産づくりとなっていきます。

スポーツ文化をつくる活動とは

さて、さわかみ財団のスポーツ関連事業ですが、できるだけ公益性の高い活動にしていきたいと考えます。したがって、特定の個人や団体を応援するものではありません。
しかし実際の活動は、いますぐにも財団がお手伝いできるところからはじめて、どんどん応援の範囲広げていくことになります。たとえば、すごく頑張っている町クラブが本当に必要な時、資金的に応援するのもひとつです。
あるいは、地元に戻って自営のスポーツクラブをやっていきたいというスポーツ選手に、その立ち上げを総合的にお手伝いします。
全国各地で地元の人間によるスポーツクラブが次々と生まれ、子どもたちに思う存分のスポーツ指導をしてもらえたら、どんなに素敵なことでしょう。
ドイツなどには、片田舎の町に「こんなの日本にもあったらいいよね」と羨ましくなるようなスポーツクラブを、あちこちで見かけます。
元ドイツ代表といった男あるいは女が、もともと自分の得意とするスポーツの指導をはじめて、いまや複数の元プロによる多種類のスポーツ指導にあたっているのです。
そこには、お洒落なレストランも併設されていて、子どもたちを連れてきた親たちはそのレストランで、ゆったりと食事や会話を楽しみます。
こんなスポーツ環境が日本の地方あちこちで生まれたら、日本のスポーツも全国各地それも底辺から強化できるはずです。
そんな夢に、さわかみ財団は一役も二役もお手伝いさせていただきます。

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