「紀伊半島大水害」から2年弱。“101年の森”現状視察

“101年の森”への林道の地割れや現場を繋ぐ橋梁が崩壊しているため、2012年は作業を中止。今年初夏、林道整備が完了したとの報告を受け、すぐさま現場視察を行いました。

現場までの林道は地割れや崩落の爪痕が残っていましたが、歩行には支障がありませんでした。

“101年の森”を見上げると緑が生い茂り植樹した苗木は見当たりません。雑草に負けたのかと不安が過ぎります。

下から見上げた時は分からなかったのですが、中に入ってみるとそこはブッシュ。2m以上の草が覆いかぶさり、足元も見えず「(これじゃ陽が当たらず)枯れてるな!?」と一同。

草をかき分け奥へ奥へと進み、ようやくケヤキが見つかりました。森林組合の方々も笑顔がほころび、周辺をカマで刈ってみる。ピンクの目印が出てきました。植樹した本数からすると圧倒的に少ないのですが、ケヤキ、ヒノキ、モミジ、ヤマザクラが見つかります。

下草刈りをしていなかったのに、2mを超えて成長したヒノキがあります。生長に感謝すると共に自然の逞しさを感じさせられました。

今後については、若芽が動物の食害にあっていないこと、下草刈りをせずとも主幹が太く育っていること、足元が未だ悪いことから、下草刈りなど整備作業は見送り、来年春まで観察することになりました。
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