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「木の国」和歌山県では、行政、森林組合、森林保有者とが結びつき、各々が土地や労働者の提供・資金拠出等の役割を分担して、森林の保全、雇用創出、企業と地域との交流や社会貢献を包括的に可能とする仕組みとして「企業の森」事業が行われています。

当財団は、「木の国」の森を守り、育てるという「環境林の保全」「世界遺産の森の保全」の趣旨に賛同し、2009年4月から自然環境保全プロジェクト“101年の森”と名付け、「企業の森」活動を開始しました。

101年の森とは

「木の国」和歌山県では、行政、森林組合、森林保有者とが結びつき、各々が土地や労働者の提供・資金拠出等の役割を分担して、森林の保全、雇用創出、企業と地域との交流や社会貢献を包括的に可能とする仕組みとして「企業の森」事業が行われています。
当財団は、「木の国」の森を守り、育てるという「環境林の保全」「世界遺産の森の保全」の趣旨に賛同し、2009年4月から自然環境保全プロジェクト「101年の森」と名付け、「企業の森」活動を開始しました。
「101年の森」では、「企業の森」の一部山林〔面積2.21ha(22,100m²)の既伐採地〕を当財団が保全管理し、荒れた山林を、地域の方々から学びつつ「日本の原風景とはどんなものか」を想像し、日本の風土に適した植栽に戻します。結果的に山に定住する方々や多様な動植物が繁栄する災害に強い森林再生に貢献したいと考えます。

まず、はじめに…

まず、ヤマザクラ、ヤマモミジ、ケヤキ、ヒノキ、ウバメガシを計4,800本植樹し、混交林の様相を目指します。活着性を見ながら都度植樹や下草刈りなどの手入れを10年間かけ、定期的な森林環境保全活動を進めます。
同時に、環境保全の観点以外に、和歌山県庁、田辺市、龍神村森林組合、当財団が一体となり、地域社会の自立促進や活性化を模索しつつ、100年、101年・・・と将来への持続と発展の為に努めて行きます。

これまでの活動